生活習慣病にも影響を与えると言われている「睡眠」について正しく知り、睡眠をバイオハックして、質の良い睡眠を目指しましょう!
睡眠をバイオハックする方法
1.光への露出をコントロール
メラトニンは、光への露出具合によって分泌量が変化する自然発生的なホルモンで、睡眠・覚醒サイクルを調整します。
暗いとメラトニンの分泌量が増え、脳は眠気を催します。逆に明るいとメラトニンの分泌が減り、脳は覚醒します。 しかし現代生活のさまざまな側面がメラトニンの産生に影響を与え、その結果、概日リズムが変化することもありえます。
2.日中の運動
毎日、あるいは定期的に運動をしている人は、夜よく眠れ、日中に眠気を催すことはあまりありません。
定期的な運動は、不眠症や睡眠時無呼吸症候群の症状を改善し、体力を回復させる深い眠りの段階にいる時間を長くします。
3.正しい食習慣
毎日の食事、とりわけ寝る直前の食事は、睡眠の質に影響を与えます。
カフェインやニコチンの摂取を控えましょう。
驚かれるかもしれませんが、カフェインは、摂取から10~12時間経っていても、睡眠障害を引き起こすことがあると言われています。
また、睡眠は喫煙によっても妨げられる可能性があります。とりわけ就寝間際の喫煙は、その可能性を高めるようです。
就寝前のドカ食いはやめましょう。
夕食の時間を早め、就寝前の2時間は、こってりしたものを食べないように心掛けましょう。辛味や酸味も、胃の不調や胸焼けの原因となります。
バイオハッキングの方法を理解していただけたでしょうか。少しずつできる範囲で変えていき、ご自身に最適なルーティンを見つけましょう。
睡眠の質を高めるための最善のバイオハックは、食習慣や運動、良質なサプリメント等でバランスを整えることです。